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この街
〜大和郡山〜 大阪からの帰り、旅からの帰り、JR郡山駅に降り立つと「あっ、この感じ。この匂い。」帰ってきたなあ〜という気持ちになる。 妙にローカルで良く言えば穴場・隠れ家的な雰囲気な大和郡山という街。ならまちみたいに観光地化されてなく、人々の生活感が漂ている。 一方通行の細い道だらけが良い、なんて言ってるのは少数派だけれど・・・半径2キロの行動範囲・徒歩と自転車での移動ですべて事足りるコンパクトな街。 下町情緒たっぷりなこの街を、もはや愛しているといっても過言ではない。どっぷりとこの街の魅力にはまって、もはや抜け出すことなんてできない・・・ |
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雪の日 11年ぶりという大雪 街中、白い雪に覆われる たまにしか降り積もらない雪は 子供もそして大人も興奮させる |
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車 田んぼ脇に止めてある車 それはもう乗り物ではなく風景である |
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大和郡山園芸図 ちょっとだけ人の手が加わった自然や植物 そういうものが大和郡山という街を現していると思う |
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塗炭の色 時が経つほどに色合いが良くなっていくもの 塗炭の色にはいつもはっとさせられる |
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冬のバラ 緑の瓦と枯れたピンクのバラが奇麗で立ち止まってしまう |
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冬の空 冬の空は冬の雲が流れている |
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祠 細い路地の片隅にひっそりと佇んでいる 時間が止まってるような場所 |
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堤防 朝日を見に、夕陽を見に 風の音が聞こえる場所 |
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金物屋 ここは時間が止まってる、昭和のまま・・・ そんな店内に足を踏み入れる 誇りをもって働く店の主 めまぐるしく変わっていく世の中と いつまでも変わらない店 |
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ガソリンスタンド なぜかこの場所だけ沖縄の香りがする 建物の色のせいか コンクリートの質感のせいか はたまたここを通り抜ける風のせいだろうか・・・ |
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薬屋 アポロの建物はその昔、薬屋さんだった。 お店を改装する前、おっちゃんがひとりで地面を掘っていたらザクザクと小判じゃなくて薬びんが出てきた。 ダンボール一杯の薬びんを冬の2月に外で洗うのはそれはそれは大変だったけど、 何十年かぶりに汚れを落とした薬びんたちは見違えるくらいにきれいになった。 一つ一つ形が違って色も微妙に違う。 ちょっとデコボコしてガラスなのに暖かい。大小いろんな形のびんが並んだ薬屋さん。 店主さんは2階をアトリエにして絵を描いていたらしい。 通りをいく人や自転車の音を聞きながら・・・一体どんな絵を描いていたんだろ?ちょっと気になる。 |
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神社 実家のすぐ近くにあるひっそりとした神社は子供の頃の遊び場だった。 あの頃は、蚊に刺されてもお構いなしに『かくれんぼ』をしていた。 夕方のちょっと薄暗い中、身を潜め鬼を待つ。 早く見つけてほしいような、見つかりたくないような。 道具を使わずになんてドキドキする遊びをしていたんだろう。 |
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銀座通り商店街 近鉄郡山駅から北南に伸びる通りがある。 かつては華やかだった面影を残す「銀座通り」と呼ばれる商店街。 時代は流れ、今はひっそりとしているけれど、 その通りに今もなお、暖かい灯を燈す人たちがいる。 ■さかさま 看板がさかさま そんな事さえも許してしまう広い懐な、この街。 ■たこせん 『たこセン』ロッケンロールなお店、その横はダーツ・バー。 夜な夜なハイソな大人たちが集う。 こんなイカしたお店もある、この街。 ■バカ 熱い魂の叫び |
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空き地 昔に比べると、だんだんと空き地が少なくなってきた。 そんな空き地に無造作に、そしてたくましく茂っている雑草と呼ばれる植物達。 最近やたらとそう風景に目がいく。この、何気ない空間がいいなーと思う。 コンクリートジャングルの中のふとした隙間、役を果しているというわけではない空間。 世の中に、こういう空間が全く無くなってしまったら、 人々の心はもっとギスギスと寒いものになっていくのでは・・・と思ったりする。 |
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傘屋 店の玄関で花に水をやっていると、背中に突き刺さるいつもの視線。 なにげにチラッと見ると彼はいつものように店の前に立っている。そう、アポロの目と鼻の先にある傘屋の辰巳さん。 寒い日も、暑い日も彼は店の前で腕を組んで、道行く人々を眺めている。何十年も前からそうしてきたように・・・年令不詳の彼だけど、手書きの看板はなんとも心憎いのさ。 |
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路地 暗い路地をぬけるとそこには・・・光が降り注ぐ下には井戸。 それは、南ヨーロッパのパティオを彷彿させる。路地奥、右の家には80歳すぎのばあちゃんと90歳すぎの爺ちゃんが仲良く?住んでいる。 爺ちゃんは、出かける時に派手なシャツ着てハンチングをかぶり手には宝石をジャラジャラ。ばあちゃんは、私の自転車の音が聞こえると、いつも家から飛び出してきて挨拶をしてくれる。 |
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MASUTEI うちのマンションから徒歩3分の距離。 しかしそこは秘密の小さなレストラン。特別な日はいつもここで心と身体にご褒美。 こんな近くでこんなおいしいフレンチが食べれるなんて、それだけでもこの街に住んでる価値がある。 メニューは、日によって異なる。(ランチ2200円、ディナー3600円の一種類のみ)何時行っても外れなし、どうぞ、大切な人と行って下さい。 静かで贅沢な時間が過ごせる事間違いなし。サーブしてくれる奥様がまた、マイワールドで良い感じ。 大和郡山市西観音寺8-2 Tel 0743-54-2248 営業AM11:30〜PM2:00 PM5:30〜9:00 定休日 水曜日 |
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紺屋 箱本館 とりあえず、観光で郡山に来たらここに行ってください。 そして藍染め体験の後は、アポロでお茶のコースで決まり。きっと素敵な郡山になるはず・・・地元の人で行った事ない人も、一度は行きましょう。 藍は愛ですので・・・身につけると優しい気持ちになります。ここで染めたストールは今や身体の一部と言うほどなじんでおります。 スタッフの方は素晴らしく親切でべっぴんぞろい。金魚好きな方も、金魚コレクションも凄い。 〒639-1148 奈良県大和郡山市紺屋町19−1 TEL 0743-58-5531 /FAX 0743-58-5541 http://www.hakomoto.com |
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おおきにのおばちゃん 軒下の八百屋 この人の「おおきに。」をもはや越える事なんてできない。それほどに言葉に愛を感じる。決して押し付けではなく、長年の人生から涌き出る暖かさ。 だって、おばちゃんは意識せず言っているのだから・・・家の軒下でやっている小さな八百屋。 私が子供の頃は、この街中をリヤカーを引いて行商していた。しかしおばちゃんの面影は今とほとんど変らない。これまた、年令不詳。 小さな八百屋にかかわらず、ひっきりなしに常連さん。手押し車を押したばあちゃんが集う憩いの場は心が和む。もちろん野菜が新鮮なのは言うまでもない。 |
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幻の喫茶店 私が小娘の頃、この喫茶店はオープンしていた。 この街の魅力を分からず都会大阪に憧れていた当時の私は、このしゃれた喫茶店を知りながらも自転車で素通りしていた。 いまや、店は閉まり蔦が絡まり、屋根が波打ち傾いてはいるが、なんとも言えない良い味をかもし出している。 今となっては一度くらい行っておけばと後悔の念でいっぱいである。 |
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街灯 「哀愁」、郡山の夜は早い。夜の8時には真っ暗。 と言っても昼間でも閉まってる店も多々あるのだが・・・この夕陽が沈むほんの少しの時間がこの街をより一層素敵にさせる。 一方通行の細い道で自転車に乗ったままでの一枚。通りすぎるおばちゃんに「危ないでー」と怒鳴られながら・・・しかし、この一瞬が大切なんだよう。 |
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そば楽 つい最近まで私は美味い蕎麦というのを食べた事が無かった。どちらかと言うとうどん党。それをくつがえしたのがここの蕎麦だった。 中学の同級生のご両親がされてると知ってまたもやびっくり。ここのお母さんはいつも私達がいくと「ポポロさん」という。 かわいいのであえて訂正はしていない。 そんなことはさて置き、まずはざる蕎麦。香りが良く、のど越しも抜群で軽く大盛りはいけてしまう。 細めで透明感があり腰が強い。次ぎにお勧めなのがソバガキ。もたつき感が全く無くフワフワのソバガキをわさび醤油でいただく。 それはまるで蕎麦の香のする出来立てのはんぺんを食べてるようで、プルンプルンと胃に収まっていく。 もう、信州まで遠い道のり車飛ばさなくても、こんな近くで極上そばが食べれるのだ。庭の見える民家でゆっくり蕎麦を頂くのはまったく大人な楽しみ。 大和郡山市南郡山町465-13 TEL 0743-53-1057 営業時間 11:00〜15:00(売り切れ終了) 定休日/日・月 |
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銭湯 大門湯 アポロのおやじは朝の3時過ぎから働いているので、昼間3時過ぎくらいに息抜きがてらに一風呂浴びる。 だいたいは家の風呂に入りに帰るのだが、寒い日はたまにこの大門湯にタオル片手に入りに行く。昔ながらの大衆銭湯で3時半に開店する。 かぁーっと熱く芯まで暖まる。決して「刺青お断り」ではない。おやじもそのような方と遭遇済み。サウナも露天風呂もあり値段も手ごろ。 奈良県大和郡山市柳町5-1 TEL 0743-52-2830 料金:350円 営業時間 15:30〜23:30 定休日/月曜日 |
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ほてった身体にジェラート 大門風呂の道挟んで右手にあるのがジェラート屋。 なんともこの郡山にこんなしゃれたお店があるとは・・・しかし私が中学の時には既にあった。 その当時からこんなハイカラな商売をしているママに尊敬の念を送りたい。手づくりのジェラートは本場イタリアに引け目を取らないくらい美味しい。 日本独特のフレーバーがあり、季節ごとにメニューも変る。あっさりとしているのでダブルでもするすると胃に入っていく。 風呂あがりのほってった身体にぜひどうぞ。 GERATERIA BANBINA 大和郡山市柳5-3-3 TEL 0743-54-2866 営業時間 12:00〜18:00 定休日 日曜日 |
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お地蔵さん
この街の細い道のあちこちに、お地蔵さんは立っておられる。 地蔵=地蔵菩薩「六道のあらゆる苦悩かを肩代わりし、亡き者・子供を守護してくださる菩薩である。」 私の小さい頃から地蔵さんの日というのがあって、子供達が集まってお供えをしていた。 今も、お盆には夕方からロウソクに火を灯し、お地蔵さんの前にゴザをひいて子供たちみんなが集まる。その風景はなんとも懐かしく、美しい。 店からの帰り道、近所のおばちゃんがお地蔵さんの前で手を合わせ祈っている。 何時もは、よく喋るうるさいおばちゃんだけど、手を合わせ祈る姿はなぜか神々しい。 |
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